いかなご2


関西春の風物詩。「いかなごの釘煮」の季節がやってまいりました。

お昼過ぎ、電話で入荷の確認。
きのうは、風で漁がなかったということで、今日は入荷あり。
で、1kgだけ取り置きをお願いしました。

しかし、看板の製造に時間を取られ、気付いたら・・・。
で、看板が終わってから、スーパーへ。

買い物の叔母さんがたが、いかなごないねぇと、子供と話してる横を、鮮魚コーナーの担当者に、電話でいかなご取り置きお願いしてたんですがと。
よかった、取りに来ると言ってた時間を3時間近くオーバーしてたから、販売されちゃってたらどうしようかとおもってたんですが。ちゃんと取り置きしてくれていました。

で、戻って、5000枚の裁断が終わったところで、いかなごの釘煮を作り始めました。

今年の材料は。

生いかなご 1kg 980円。神戸の港まで買いに行ったら600円くらいのはず。
醤油 250cc
みりん 200cc
粗目砂糖 250g
酒 250cc (今回は赤ワインと日本酒半々です)
土しょうが 100g弱 78円

です。
ちなみに、去年は 柚子唐辛子と、ノーマルを1kgずつ作りました。


作り方。
生いかなごは軽く洗っておき、ざるで水気を切っておきます。
醤油、砂糖、味醂、酒、土しょうがと、軽く一掴みのいかなごを大きめの鍋に入れて(今回は27cmの行平を使いました。3kgとかを一遍にする場合は、盥みたいな:盥=たらい、って漢字でるんだ;大きなので母はつくってたみたいですが・・・。
沸騰したら、いかなごを半分くらい鍋に入れます。
もう一度沸騰したら、のこりのいかなごを足します。

注意点は、いかなごが茶色っぽくなるまで「決してかき混ぜない」ことがだいじです。
いかなごはやわらかいので、生や半煮えの状態でかき混ぜると、団子になります。(私は経験ないけど、母は、最初の年にやってしまったそうです)

で、水気がなくなるまで、強火(~中火強)で炊きます。
水気がなくなったら、出来上がり、なんですが。一番最初の写真は、その時点のものを皿に盛って味見してみたところ、もう少し炊き足らん。ということで、ワイン200cc,酒100ccを追加して、もう一度水気がなくなるまで炊きました。
今度は美味しく出来たと思います。